日韓スワップ協定というと、いかにも対等の立場で助け合うかのような印象を与えるが、実質的には日本側の一方的な対韓救済融資枠である。基軸通貨ドル並みに安全な通貨として国際的に信用の高い円は韓国にとっては通貨防衛のための貴重な弾薬になるのだが、韓国でしか通用しない通貨ウォンは日本にとっては紙切れ同然だ。韓国政府が公式に要請しないのに何で日本側が協定再開を申し出る必要があるのか、という麻生氏はスジが通っている。
情報源: 【お金は知っている】通貨危機でも日本に「頭を下げられない」韓国 韓国通貨「ウォン」日本にとっては紙切れ同然 (1/2ページ) – zakzak:夕刊フジ公式サイト
まあ、南鮮にとって喉から手が出るほど欲しいのは、前に外国為替特別会計で行なったウォンドル通貨スワップだろうけど、「外貨準備は充分」とほざいていたのに、米FRBの為替スワップを早速120億ドルも使っちゃってる。
南鮮の自称政府は、「為替市場でウォン売りドル買いせず、為替スワップでドル調達しているのを見せれば、ウォン安にならないからハゲタカはビビってウォン売りをやめるだろう」という思惑があるのかもしれない。
しかし、前にも書いた通り、外資が資金逃亡する実需には効果が無いし、逆に外資逃亡用救命ボートとして提供された為替スワップが、即座に使われるってのは、「どんだけ相当切羽詰まってんねん!?」って思われるよなあ 🙂
為替スワップが米国で発表されて、ウォンドル相場は、1ドル1210ウォン台になったが、南鮮が早速120億ドルを使った事で、昨日は1240ドル台まで下落していた。
南鮮の株、債権、為替のトリプル安になっている事から、外資は南鮮の株や債権を損切りして叩き売り、せっせとウォン売りドル買いして、資金を自国へ戻していると思われる。
worldometerの感染者と死者のグラフの立ち上がりっぷりを見ると、田村さんが言われている通り、輸出依存してる南鮮がウォン安で輸出を伸ばして復活するという筋書きは当分の間無理っぽい。
日本では、株価下落で証券会社の新規口座開設が増えたというニュースを見たが、このグラフ見たら、とても株買おうとは思えないのだが、皆チャレンジャーだなあ。