経理続行

来月の8日で、今の会社とはオサラバするが、結局、親会社への引継ぎ体制が整わないので、それまで、わしが引き続き経理処理をする事になった。

まあ、残り短いのに無線配車を覚えたところでしょうがないし、引き続き経理処理をやる事になるとは思っていたが、こちらの思惑通りだな:-)

無線配車というのは、タクシー会社に電話がかかってきた際、電話をかけた人の最も近い車を配車する仕組みであるが、基本的にお金を稼いでいるのはタクシーの運転士であり、無線配車係は補助しているに過ぎない。

営業のDQN次長(課長から昇進)は、無線配車係が利益を上げているので最も重要であると常日頃から言っている。

しかし、以前、わしが作成した資料では、無線配車の恩恵を受けている営業所に無線配車回数による人件費の按分を加味すると、利益どころか赤字になっていて、駅で客を拾っている営業所が営業利益を支えているという結果だった。

この資料はDQN次長も見てはいるが、「おかしい。そんなはずはない」と言っていた。ありがちな営業至上主義的視野狭窄で、売り上げ=利益と考えているから、現実が直視できないようですな:-)

無線配車係の20万の月給を払う為の人件費を賄うのに、利益が数十万/月必要であり、売り上げでは100万〜150万/月増加しなければ、収支が均衡すらしないという事が分からないようだ。 

無線配車係が捌いている電話件数が絶対的に少なく、利益が出ていないのが実情だ。普段から電話の掛かってくる数が多く、受け切れていない状態なら、人員を増やす事に意味があるだろうが、そういう事態は、急に雨が降ってきた時などに限られる。

ピーク時に対応仕切れていない事を引き合いに、「人が足らない!人が足らない!」などと言っていて、それに合わせて人員を増やさなければいけないと考えているようだ。  

で、親会社の経営陣は、このDQN次長の言葉を受けて、組織改変し、総務部を無くして営業部の無線配車係を増やした訳だが、親会社の経営陣の主目的は、ぁゃιぃ金の流れに感づいたわしを追放する事で、それさえ達成できればどうでも良いのだろう。

まあ、今年度末がどうなろうが、既に他人事だ:-D

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