ATCOM IP08

会社でATCOMのIP08の設定をやった。

同僚が設定していて、転送設定ができないとの事で、わしが見る事になった。
BAPsのfirmwareアップデート済みだったが、#を押しても”Transfer”っておねいちゃんの声が聞こえず、DTMFがスルーされてる感じ。

シリアル端末で、
ipkg remove asterisk-1.4.4
ipkg install asterisk-1.4.20

ってasteriskのバージョン上げても変わらず、しまいには、Grandstreamの電話機では繋がらず、ソフトフォンなら繋がるという謎の現象になってしまったので、BAPsのファームウエアは放棄!

ATCOMのDownload centerから、ファームウエアを落っことしてアップデートすると、転送の#押下は認識するようだが、電話がブチ切られる。

asterisk -vvvr でモニタすると、pbx-transferの音声ファイルが開けませんとかいうログが出ていた。

ファイルの位置を調べると、
/persistent/asterisk/sounds
とかにあるみたいで、

/var/lib/asteriskのディレクトリで、
ln -s /persistent/asterisk/sounds .

とシンボリックリンク貼ってやったら動いた。

AsteriskNowは、asteriskを作ったdigiumが作っただけあって、非常に良くできている。

パッケージのビルドさえ完璧であれば、GUIで設定できて、簡単なのだが、そうでない場合は、Linux弄る知識が無いと、とても触れたもんじゃない。ちょっと残念な製品だな。

バリスタ

バリスタと言っても、コーヒーを淹れる訳ではなくて、Variable resistorの略。

会社でソレノイドバルブを動かす回路を作ったが、RBIO-2Uのリレーでカチカチ作動させていると、RBIO-2Uでリセットが掛かる。

ソレノイドバルブの給電を止めた途端にリセットするので、過電流のせいでもないから、共立電子さんにWebフォームで「初期不良っぽいですけど交換して貰えますか?」って問い合わせてしまった。

付属マニュアルをじっくり読んでいて、大容量リレーを駆動させる回路ってのを読んでたら、バリスタを入れないと、リレーのサージによってマイコンが暴走するって書いてあった。

電子工作初心者だから、バリスタを入れないといけないなんて全然知らんかった。

Wikipedia見たら、

直流モーターソレノイドなどといった直流の誘導性負荷は、電源を切った際に自己誘導作用による高圧の逆起電圧を生じる。」

って、ソレノイドバルブの電源を切った途端に発生してるから、まんまこの現象だよ orz