ソロス氏:ユーロ存続の公算-日銀の政策は「本物」円下落へ – Bloomberg

読み比べると面白い

ソロス氏:ユーロ存続の公算-日銀の政策は「本物」円下落へ – Bloomberg.

円安:ソロス氏が日本批判、韓国を評価 – Chosun Online | 朝鮮日報.

日本の円高是正を「円安だ!」と半狂乱で非難しているのは、ドイツと南鮮。
共通点は輸出に過度に依存していて、為替相場が経済に多大な影響を及ぼす点。

台湾みたいに自国の規模から重工業を捨て、軽工業に特化し、軽工業でもIT産業に力を入れて、パソコンの部品で強みを持っている国とは違い、日本の劣化コピーで勝負する南鮮は、ソロス氏の言う「本物」の日銀の政策で詰み。

「何とか世界各国が日本を叩いてくれないかなあ」と希望的観測をふんだんに盛り込んだのが朝鮮日報のヨタ記事(笑)

「日本の円安攻勢にドイツもユーロ切り下げで反撃すれば、世界の金融市場が混乱する可能性がある」

なんて書いてあるが、欧州中央銀行は、特定国の思惑に左右されない独立性が保証されているから、ユーロを大量発行して金融緩和策し、ドイツが呼応して財政出動なんて日本式の政策は制度上取れないし、ユーロの仕組みを知っている人がこういう発言をしたとは到底思えない。

ユーロのシステムは、インフレ抑制はできてもデフレ抑制は金利を下げる程度の事しかできない。

加えて、ユーロ加盟国は財政規律が求められ、財政赤字が対GDP比3%、政府債務残高を対GDP比60%以内である事と制限されているので、ドイツは絶賛緊縮財政中であり、ソロス氏は以前からこれを批判している。

ドイツが採る手段としては、ユーロ加盟国の「財政安定化・成長協定」を無視して、国債発行を増やし、得た資金で財政出動か為替介入する位しか無いが、今まで散々、EU経済財務相理事会で「過剰な赤字である」と指摘されてきたドイツがそういう手段に出て無事でいられるのかというのが疑問。

日本の様な「本物」の政策をやろうとすれば、最終的にドイツはユーロを離脱するしか無くなる。

仮にドイツが日本の様な金融緩和と財政出動の政策をしたとしても、日本は雇用を増やす事が目的であり、輸出に過度に依存しておらず、為替操作が目的ではないので、「どーぞどーぞ」という感じ。

今までウォン安政策をして日本の劣化コピーで日本の市場を食い荒らし、寄生していた南鮮は、インフレなのにウォン高にさせられてしまい、断末魔の雄叫びを上げるしか無くなっているが、寄生虫駆除の効果が目に見えるってのは気持ちのいいもんだねえ 🙂

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