新聞やアナリストは、「ギリシャ危機の余波をどれだけ受けるか」をしきりに論じているが、全く的外れだ。日本は今、「第二のギリシャになるかどうか」の瀬戸際に追い込まれている。
数字は雄弁に物語る。日本の政府債務(財投債も含む国債発行残高)を対GDP比で見ると、現在は229%だ(グラフ1参照)。アメリカは111%、イギリスも113%、ドイツは79%で、G7の中では日本は群を抜いて高い。
注目すべきはギリシャとの比較だ。日本はギリシャの188%を大きく上回っている。しかもよく見ると、借金の上昇曲線の形が不気味に似ているのだ。
情報源: NEWSポストセブン|日本国債が暴落したとき日本は今のギリシャと同じ立場になる│
まーた経済について無知の低能が「第二のギリシャになる」なんて喚いてる。最近はバカにされるのが嫌なのか署名で記事書かないね 🙂
政府債務がGDP比でギリシャが188%、日本がギリシャを「大きく上回る」229%なんて言うてます。
破綻国家よりも酷いといいながら、日本は破綻していない。じゃあその比率で比較するのって無意味じゃね?(笑)
ギリシャは債務を返せないから破綻、日本は返せるから破綻じゃないの違い。
じゃあなぜギリシャは債務を返せないのかと言えば、EUに加盟しているせいで、自国通貨の発行権を失い、国債もユーロ建てになっているから。
日本の政府債務は政府が通貨発行権を持っているので、言ってしまえば、1,000兆円硬貨を発行して、それを日銀に渡して債務チャラって方法が使える。
これは、米国が財政の崖とか言う馬鹿げたものに縛られてた時に、実施しようかと考えられていた方法だが、自国通貨発行権がある限り、政府債務なんかどーにでもなる。
増してや、国債金利が0.0何%って時に、「国債暴落」とか抜かしとる奴は一体、何なんだろう?
格付け会社が必死で日本国債の格付けを落としてるけど、逆に金利低下して日本国債の人気は衰えない。
もっとも、この格付け会社は、リーマンショックに加担した下衆野郎だが、なぜモーゲージ債の格付けを良くしたのか?の問いに、「表現の自由」などと抜かしたマヌケだ。
まあ、こんな具合なので、「国債が暴落すりゅー」とか喚いてる奴等は、日本国債が投げ売りになったところを大量に買いたいってポジションの輩なんだろうなあ。