韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領が、9日に平昌(ピョンチャン)で安倍首相と会談した際、元慰安婦支援のために設立した財団を解散せず、日本の拠出金も返還しない考えを表明していたことがわかった。西村康稔官房副長官は「文在寅大統領からは、韓国の立場の説明がありましたけれども、その中で、合意は破棄しない、再交渉もしない、元慰安婦の方々に支給をする財団も解散しない、日本が拠出をした10億円も日本には返還しないということを明言をされました」と述べた。
首脳会談に同席した西村官房副長官が、16日のBSフジ「プライムニュース」に出演し、会談での両首脳のやり取りを明らかにした。
西村副長官によると、文大統領は、「慰安婦問題が最終的に解決するには、元慰安婦の方々の心が癒やされなければいけない」と述べる一方、「条件を付けるようなことはしない」とも話し、安倍首相に謝罪の表明や、追加的な措置を求めなかった。
また西村副長官は、安倍首相が文大統領に対し、「わたしも非常に厳しい批判を受けたが、それを乗り越えて合意した。あなたは支持率が高いのだから、あなたならできる」と伝え、「少女の像の移転をはじめ、約束したことをしっかり実行してほしい」と求めたことを明らかにした。
情報源: 韓国・文大統領「元慰安婦支援財団は解散しない」(FNN)
http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2018/02/17/0200000000AJP20180217000100882.HTML
西村氏の発言について、青瓦台の金宜謙(キム・ウィギョム)報道官は「事実と異なったり、互いに立場が違うためにニュアンスに差がある」と指摘した。
その上で「われわれは韓日合意で慰安婦問題が解決されないという政府の立場を説明し、被害者の名誉と尊厳、心の治癒に向け共に努力しなければならないと明確に伝えた」と述べた。
つまり、先の文の太字の部分が明確になると、文政権にとって非常にマズい訳だな。ちなみに「努力しなければならない」のは南朝鮮だけであって、日本は既に合意により義務を果たしている。
このやり取りって、鳩山由紀夫の「トラスト・ミー」とそっくりだな 🙂
国内向けには「合意は守らず、これからも日本に集り続ける」と見せかけたいのだが、それを明言すると、南朝鮮は国際条約を守らない未開な国と対外に知られてしまう事になる。
最近話題になっていた話として、フランスから世界最古の金属活字本(笑)「直指心体要節」を貸して貰おうとしたが、断られた。
理由はもちろん、日本の仏像窃盗事件で、文化財輸出等禁止条約に違反して南鮮司法が返還を認めない判決を下したせいで、国際条約を守らない国として諸外国に知られてしまっている為。
あの事件のせいで、日本や台湾の朝鮮由来の古物所有者も「韓国に貸したら返ってこないかもしれない」と口を揃えて貸し出しを断るようになったそうだが、自業自得だな 🙂
日本や米国は「嘘をついてはいけない」という価値観を共有しているが、100年前まで契約や約束という概念が存在せず、平気で嘘をつくのが朝鮮の本質であり、「基本的価値観を共有する国」という称号はまだまだ遠いな。