車載のRaspberry Pi zero 2 W(以下rx7pi) で、bluetoothヘッドフォン接続時に、motion の動体検知録画を止め、切断時に動体検知録画ONになるようにしている。
だが、確認してみると、朝、車に乗る前に、bluetoothヘッドフォン接続したのに、通勤時の動画が一杯記録されてた。
VPN経由でrx7piへログインしてみたところ、
| 1 2 3 4 | noizumi@rx7pi:~ $ ps auxw|grep motion|grep -v grep noizumi   5374  1.4  9.1 206036 34324 ?        SLl  11月14  11:56 motion -n noizumi  20643  0.8  7.5 171496 28364 ?        SLl  09:29   0:16 motion -n noizumi  23656  0.8  7.5 171496 28112 ?        SLl  09:34   0:14 motion -n | 
三重起動しとる……。
| 1 2 | noizumi@rx7pi:~ $ cat /dev/shm/motion.pid 23656 | 
記録されとるのは、一番最後のプロセスIDなので、多重起動防止を突破しとるようだ。
あと、motion が二重起動してる事があって、何でだろうと考えたが、motion -n &でバックグラウンド起動してるので、process IDを出力する前に、ループで二週目の呼び出しで二重起動になってるんだろう。
という事で、process IDが出力する前に、touch でファイルを作成しておき、二重呼び出しにならないようにした。
情報源: raspberry pi – Yuji Noizumi’s blog
と、対策はしたのだが、なぜに多重起動する!?
9:29 と 9:34 に起動してるが、ドアの開閉でルームランプのLEDライトが点灯した時にLEDのノイズで接続が切れてるのかもしれんな。
しかし、それでも論理的に多重起動するのはあり得んのだが、状況を整理しよう。
- /etc/default/motion でstart_motion_daemon=noとしてある
- bluetoothヘッドフォン接続前は、motionのプロセスは1個のみ。
- rx7piとbluetoothヘッドフォン接続して、車に乗り込んで発進。
- 駅について、録画ファイルを確認すると、ドアを開けてルームランプが点灯してる動画から始まり、運転中のものが記録されている。
これはやっぱりLEDライト点灯による bluetooth 接続断がくさいが、もしかすると、motion の起動完了にすごく時間が掛かってて、sleep 1 のwaitでは足らないのかもしれない。
| 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 | motion_start(){ 	if [ ! -e ${MOTION_PID} ]; then 		motion -n & 		echo $! >${MOTION_PID} 		while [ ! -e ${MOTION_PID} ]; do 			sleep 0.1 		done 	fi 	if [ ! -e ${GPS_BASE} ]; then 		GPS_NOW=`gpslatlon.sh` 		if [ "${GPS_NOW}" != "" ]; then 			echo "${GPS_NOW}" > ${GPS_BASE} 		fi 	fi } | 
という事で、 恐らく、touch したファイルは、リダイレクト指定したら削除されて、ファイルが存在しないから多重呼び出し可能になってしまうのだろう。
そこで、リダイレクトのファイルが作成されるまで待つ処理を入れてみて、様子を見るとしよう。
