地上波デジタル受信機つきカーナビ

2011年のアナログ放送終了に伴い、今使ってるPioneerのAVIC-ZH77MDのテレビも使えなくなるので、どうしたものかと考えている。

地図をバージョンアップし、地デジチューナーを追加して、使い続けるのが一番安いのだが、放送局がアナログ放送の半径100kmをカバーするVHF帯から、地デジの半径10km〜20km位しかカバーできないUHF帯になるという事は、移動体受信は相当困難を極める事が予想される。

放送局の対応としては、従来、広いエリアに1本の送信アンテナで済んだものを、複数本の送信アンテナを立ててカバーするようだ。 

そもそも、アナログ放送だと、ノイズ混じりで雑音だらけの音声でも何とか内容は分かる程度に受信できていても、デジタル放送だと、この様な受信状態では、信号が復号できず、画面が停まったり、音声が出なくなったりするだろう。

この送信アンテナのカバーエリアの狭小化に対し、 Pioneerのカーナビの地デジチューナーは、従来のアナログVHFと同じ受信状態をキープする為に、4つのチューナーを内蔵して、複数の送信アンテナから受信した信号合成によって映像や音声の途切れを極力無くし、どうしても3セグメントの信号確保が難しい場合は、ワンセグすら使うという涙ぐましい努力をしている。

当然、4チューナーというのは、最新モデルの話で、古いナビに追加するタイプチューナーは2チューナーまでの様で、受信性能から言えば4チューナーだろうけど、現状の地デジの送信アンテナのエリアカバー状況から考えると、4チューナーでも2チューナーでも受信性能は変わらない気がする。

うーむ…、とりあえず地図データを新しくして2011年まで粘るかな^^;

カテゴリーRX-7

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