会社で携帯電話の料金が高いので、安くする為にDoCoMoからSoftbankへ契約変更するという話が前に出た。
わしは最近の携帯電話会社の動向を把握していなかったが、問題が無いならば安いにこした事は無いので、いいかなと思ってた。
上司がこの件をやっていたのだが、4台全てを一気に変更と小耳に挟んだので、わしは上司に、「まず、1台だけ契約変更して繋がり具合とか、様子見た方がいいんじゃないですか?」と言ったが、一気に変更路線を変える事は無かった。
恐らく、面倒臭がりの上司の事だから、段階的に変更するのが面倒だから一気にやろうと思ったのかな?
で、アンテナバリ3なのに繋がらないという、技術者の視点から見ても、とてもいやらしい不具合発生。ある意味、あのソフトバンクだからこういうトラブルの可能性は高いだろうなあと思ってたら、案の定。
ソフトバンクの携帯について、色々調べていると、1年でDoCoMoの基地局数に追い付くとか大風呂敷を広げて叩かれているとか、名目上の基地局数を水増しする為に基地局ではなくリピータを多数建設して、カバーエリアだけを広げるという事をやってるらしい。
孫って、昔から株価吊上げの為にシェア至上主義で、数字が大きい事に拘っているが、水ぶくれさせて中身が伴っていないというのは全然変わってないなあ。
それで、2日前に代理店の人が会社にやってきて、携帯電話は元に戻すということになって、一件落着かと思っていたが、今日も携帯電話が繋がらないって話で、別の人が代理店に電話すると「1週間ほど様子見をする」なんて話になっている。
なんか、昨日、代理店が来て上司と話していたらしく、そこで「1週間ほど様子見」という事になったようだ。 上司の机の上を見ると、ホームアンテナのパンフレットが置いてあって、「まさか代理店の人に騙されてないだろうな…」という不安がよぎった。
アンテナバリ3なのに繋がらないってのは、電波が届いていないから繋がらないという話ではない。
たとえば、あるエリアにDoCoMoの基地局が4つあり、同じエリアにSoftBankの基地局が1つでリピータが3つあったとする。
カバーするエリアは同じでも、リピータは基地局の電波を中継するだけなので、基地局の性能が同じであれば、SoftBankの基地局はDoCoMoの1/4の能力しかないから、アンテナバリ3でも繋がらないという現象が出易くなるのではないだろうか?
ホームアンテナはリピータと同じなので、結局、リピータでカバーエリアだけを膨らせて、基地局の建設をしてない事が繋がらない原因ならば、ホームアンテナを設置したって、改善しない事は最初から分かりきっている。
上司に話を聞かないと分からないが、騙されていない事を祈るのみ…
というか、騙されてんだろうなあ。