上司の叫び

今日の上司は電話口でキレていた。 

「わしも一生懸命頑張ってるんや!」
「わしも一生懸命頑張ってるんや!」
「わしも一生懸命頑張ってるんや!」
「わしも一生懸命頑張ってるんや!」
「わしも一生懸命頑張ってるんや!」


強調の為に5回書いてるんじゃなくて、同じ言葉を5回言った訳でございます^^;。

一体何があったのかはよく分からないが、上司がその時やっていた仕事は、営業部のヒラもやる仕事で、それなりのノウハウは必要だが、管理職でなければできない仕事ではないから、どちらかと言えば「できて当たり前」の仕事。

「できて当たり前」の事を一生懸命やっていても人は評価してくれない。
ましてや、結果が伴っていないから、電話口の人は上司に「やる気あるのか?」くらいの事を言ったのかもしれない。

営業部のヒラの人の仕事ぶりを見てると、「わしにできるだろうか?」という様な巧みな交渉をしていて、そういう仕事をする人は肩書きに関係無く、敬意を払いたくなるが、面倒な事から全て逃げ、「できて当たり前」の仕事しかしようとしない上司には、わしは肩書きに対してしか敬意を払おうと思わない。

給料や月末払いの前だが、「経理責任者」と言われている上司がわしに言った言葉は、「今月の月末処理は早くしてくれ」だ。今日明日の事よりも、一週間以上後の月末処理が心配らしい。

まあ、親会社の経理の偉い人に先月末の経営会議資料で何か怒られているようなので、直近の経理の重大事項よりも、次の経営会議で自分が怒られないかという事が一番心配なのだろう。

だったら、怒られている原因の経理について、怒られないようにする為に自分で何とかすればいいと思うのだが、怒られる仕事は放置して、怒られない仕事を一生懸命やって、「わしも一生懸命頑張ってるんや!」という言い訳にしているのかな…。