伝言ゲーム?

唐突に上司が朝やってきて、「○×の資格を取った方がいい」とか言い出した。

わしは昨日の休みに経理関係のサイトを巡り、簿記の初歩すら身についていない事を思い知らされたので、「それよりは業務に直接関係のある経理関係の資格を取りたいですね」と言ったが、上司は無言のまま。

そして、上司は、わしの言った事を完全に無視しつつ、現状、会社にはその資格を持っている人がおらず、名義を借りている状態だと話を続けたが、上司の指導の下、2ヶ月半日常業務をやっていても、簿記の初歩すら身に付かない状態では、まず、勉強するなら経理の方が先である。

そもそも、簿記の初歩すら身に付いてないわしが、経理に関係の無い資格の為に、一生懸命勉強しているとなると、社長あたりは「経理の仕事から逃げてるから、経理が嫌なんじゃないのか?」って思うだろう。

で、その関係の無い「資格を取る」という方向から話を逸らす為に、資格の名義貸しの話題で、わしの親父がその手の資格の強力なのを持ってて、名義貸してくれとよく言われていたという話をした。

すると、上司は無言のまま暫し次の言葉を捜していたようだが、立ち上がって自分の席に戻ってしまった:-)
大抵、関係者にこういう話をすると、「君の父の資格はすごいなあ」というリアクションがあるのだが、上司はつくづく人を褒めたり、「すごい」というのが嫌なようだ:-)

なぜ唐突にその資格の話が出てきたのかよく分からないが、その資格は経理部の人間が取るより、営業部の上司が真っ先に取るべきものであり、恐らく、社長あたりに上司が言われ、資格を取るのが面倒なので、わしにそのまま自分に言われた事をスルーしたのだろう。

上司がわしのところにやってきて、今日やらなければならない仕事を中断させて1週間後とか締め切りまでまだ余裕のある仕事をすぐやらせようとするのは、大抵、社長などに「どうなっている?」と聞かれたもののようだ。

今まで伝言要員にしかならない中間管理職って揶揄した上司はいるが、仕事の重要度や納期を無視してまでやらせようとする人は居なかったな。ここまで酷いのは初めてお目にかかった。さすが、腐れ団塊:-)