お金を渡さないでください

社長がとある費用の預り金を現金で渡して来た。

チェックすると、それはプリペイドカードのもので、プリペイドカードは当然、前払いでお金を貰っているので、それとは別の預り金の現金が存在するという事自体おかしい。

社長曰く、営業の収入管理ソフトで、過不足が出たので、それを消す為には現金を渡さないと合わないと言われる。

しかし、経理勘定上はプリペイドカードは、現金を既に貰っていて預かり金になっているから、それとは別の現金の預かり金が入ると、プリペイドカード清算ができなくなる。

前にも似た様な事があり、プリペイドカードは月末に清算している様なので、プリペイド支払いが発生した時に仮払いで計上し、月末に預り金と清算すればいいから、現金を渡す事で過不足を消すのではなく、立替払いをした事にして現金過不足を解消し、お金を渡さないのが正解。 

この営業の収入管理ソフトがクセモノで、誰も使い方を熟知せずに入力しているという恐ろしいモノ。総務のおばちゃんはわしに使い方を聞いてきたりするが、わしは殆ど触った事も無いし、マニュアルも無いから、分かるはずも無い。

経理との兼ね合いから、どういう処理になっているのか、当然、わしはそれを聞きたいのだが、まともに答えられる人が全く居ない。反対に何年も使っているベテランに聞かれるというお粗末な有様に、「入社4ヶ月のペーペーに聞かないで下さい」と言った。

これが総務のおばちゃんの気に食わなかったのか、社長の言いつけでわしが経営関係の資料作成をしていると、「社長にも『ペーペーに聞くな』って言うたらええねん」とか言っていた。大人気ないな:-)

結局、社長にはわしの指示通りにしていただいたが、分からない事は人に聞いて、効率良くやりたいというわしの思惑に反し、誰も分かる人が居ないので、わし自身が経験から学ぶという非効率な手段を強いられる羽目になっていて、非常に先が思いやられる。

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