ソフトウェアカスタマイズの誤解

製品を「高くて買えない」と言っていたお客さんが「カスタマイズする」と言い出し、見積もりしてくれと言われた。

しかし、個人専用にカスタマイズするってのは、凄くお金が掛かるという理解は無かったようで、元の製品の8倍の価格の見積もり出したら、それ以後返事がない(笑)

親戚のおっさんがわしに「経理ソフト作ってくれ」とか言ってた事があったが、SI屋にそんなもん作らせたら、数百万かかるって分かってねーんだろうなあ。

恐らく、数万円の経理ソフトが高いから親戚のプログラマに安く作って貰おうと思ってたのだろうが、原価回収が終わったソフト資産を持っているならともかく、ゼロから作らせたら高くなる。

経理の経験から言うと、月給30万の奴を1ヶ月拘束したら、会社は社員に社会保険料含めて、だいたい給料の3倍の額を払わないといけないから、1ヶ月の工期のカスタマイズだと、この場合、最低90万円〜となる。

この場合でも会社に利益が全く無い訳だから、上乗せする事になるが、一応、利益確保できる金額で見積もるのは良い事だ。

前に居た会社なんか、1時間3,000円と超激安で、朝鮮人みたいに安売りするしか能が無く、その上、会社が赤字なのはわしのせいだと抜かすタワケだったが、難しい漢字の名前の写真館はうまく経営できとるのかねえ 🙂

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください