どういう製品かはオフィシャルサイトをご参照の事。まあ、ぶっちゃけて言えば、シロタ株300億個とオリゴ糖がミックスされている製品で、活きたヤクルト菌であれば何でもOK
明治のおいしい牛乳400mlに、シンバイオティクス ヤクルトWを1本ぶちこんで、25℃位の常温で丸1日放置でできる。
冬で冷えるから、常温維持の為に、ヨーグルトファクトリーをカスピ海ヨーグルトモードで作動させたが、本当は37℃位で12時間位が良いらしい。
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ちなみにヨーグルトを作る「プレーン」で作動させると、50℃近くになって、ヤクルト菌を殺菌してしまうから、やっちゃダメですよー。
カスピ海ヨーグルトモードって、取説には「夏に使うな」と書いてあって、結局のところやってる事は25℃の常温を保つという事で、部屋の温度が低いと温めるけど、25℃以上になってると作動してない感じ。
密造ヤクルト作るなら、温度設定できるこっちが良さそう。
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密造ヤクルトの出来上がりは、モロモロとした液状で、飲むと元のオリゴ糖のせいかほんのりと甘く、酸味は殆ど無い。ヤクルトの味とは全く違っていて、ヤクルト自体、甘みと酸味で味付けされているのが分かる。
で、本当にヤクルトなのか?という疑問がある人もいるかもしれないが、ヨーグルトの様に二種類の菌を使用し、酸味の強いサーモフィルス株とタッグを組んでいると強い酸味が出るけど、ヤクルトは、ブルガリア株のラクトバチルス・ガゼイ・シロタ株1種類のみなので酸味が殆ど無い。
ヤクルトに近い味にしようと思ったら、モロモロの原液に倍の水を加えて薄め、甘味と酸味を加えるといいだろう。それがオーストラリアのヤクルトのサイトで公開されている作り方なので。
元は水で薄めた原液にシトラスフレーバーを加えてるけど、シトラスジュースが入手困難なので、原液1:オレンジジュース:1の割合で混合したら、いい感じかもしれない。
乳酸菌というのは生成する乳酸で他の菌を殺菌して傷み易い牛乳を長持ちさせるけど、酸味が殆ど無いので自家製ヤクルトは出来上がったら冷蔵庫へ入れて早めに消費するのが良さそうだのう。
それに殺菌が期待できないので、出来た自家製ヤクルトを種菌にして、再び培養というのも、雑菌が入ると食中毒の原因となるので、やめた方がいいだろう。
どうしても種菌にしたい場合は、別にヨーグルトを作って、できた上の層だけを採取して、ヤクルトと混ぜて、ラクトバチルス・ガゼイ・シロタ株とサーモフィルス株を合成した別のヨーグルトに作り変えて種菌にすると良いだろう。
多分、ヤクルトはヨーグルトからブルガリア株のみを分離して作った飲み物だと思うけど、元に戻してやる訳やね 🙂