ステルス戦闘機がレーダー電波を避ける方法は大きく2種類だ。1つはレーダー波にかかるケースが少なくなるように形状を作成する方法と、もう1つはレーダー電波を吸収するレーダー吸収材料(RAM)を機体全体にペンキのように塗装するかタイルのように貼り付ける方法だ。
RAMは熱や寒さに弱い。そのためステルス戦闘機は恒温恒湿の特殊格納庫に別々に保管する必要があり、定期的にRAMを再度塗装または補修する。そのためステルス戦闘機は価格も高額だが維持費も多くかかる。
F-35プログラムの総責任者、マット・ウィンター提督は「ステルスコーティングの問題は当座の解決方法はない」としつつも「作戦中のステルスコーティングが剥がれる可能性は非常に低いものと見られる」と述べた。
しかし、軍事専門フリーランス・ライターのチェ・ヒョンホ氏は、「ステルスコーティングは敵機に探知される確率の問題もあるが、コーティング自体が機密であるため再度コーティングするためには韓国の場合、日本やオーストラリアの整備倉に行かなければならない」とし、「整備の頻度が多くなればコストも同時に急騰しかねない」と指摘した。
情報源: 韓国海軍が導入希望のF-35B、超音速飛行時にステルスコーティング剥離 | Joongang Ilbo | 中央日報
南鮮のF-35B(短距離、垂直離発着型)の導入は正式に決定してないが、F-35A(陸上基地運用型)を40機購入する事は決まっている。
日本がF-35Bを買うから、「ウリも!ウリも!」と南鮮海軍への導入を検討し始めたのだが、南鮮空軍が「運用方法が違うから反対」と言っている。
まあ、少ない予算の取り合いなので、海軍に金が流れたら、空軍の方が予算を減らされて、導入機数を減らされかねないからだな。
そして、南鮮は造船業が瀕死なので、政府モドキがWTO違反にならずに支援する為に、必死で軍艦の建造を行わせている。
F-35Bは独島型揚陸艦2番艦の馬羅島を改造して搭載する予定のようだが、F-35Bの導入の理由は、日本が導入したからというのと、馬羅島を改造したいからで、どちらかと言えば、造船業支援が主目的だろう。
記事にある通り、ステルス機というのは、ステルス塗料のメンテナンスが必要で、汚いF-5や共食い整備のF-15KやKF-16のズボラな運用を見るに、F-35も南鮮にまともな運用ができると思えないので、どんどん導入して血税を浪費して貰いたい 🙂
気泡も確率問題だろうし、頻度が高くなければさほど問題ではないだろう。
だが、完璧を期すなら、F-3は国産でやるべきだな。