一方、徴用対策に対する報復措置に関連して日本政府がその間「関係部署が取られる対策を総網羅した報復措置リストが存在し、これを土台に検討が行われている」と通知したが、韓国政府が「実際に報復が取られる可能性が小さい」と判断したことが確認された。
両国外交筋によると、日本外務省は「報復措置リストは総理官邸が中心となって作成された。このリストに含まれた措置について外務省からも様々な意見を出している」とその間粘り強く韓国側に知らせたという。
だが、韓国政府は核心である総理官邸内の情報を入手できず「うまくいくだろう」という日本外務省の「外交的修辞」に依存したあげく、虚を突かれてしまったということだ。これを受け、政府筋は「青瓦台、外交部、駐日大使館いずれも日本総理官邸や安倍首相側にアプローチできず、韓国に相対的に融和的な外務省などに限って情報を求めているため起きたこと」と話した。
情報源: 日本の報復対策に分秒を争うのに…駐日本経済公使4カ月間不在 | Joongang Ilbo | 中央日報
秀吉の朝鮮征伐の時、日本から帰国した朝鮮通信使二名が、王に「秀吉が攻めてくる」「いや、攻めて来ない」と相反する意見を報告をしたけど、結局、王は攻めて来ないと言った方を信じたという逸話があったなあ。
これは論理的な情勢分析じゃなくて、「こうであって欲しい」「こうだったらいいな」「そんな最悪の事態が起こるはずがない」という認知バイアスによるもので、文政権モドキも認知バイアスに基づく判断をしてたという事だな。
民族的特性なのかね? この情報化社会において、秀吉の時代よりも遥かに情報を得やすくなっているのに、確実に間違った判断ができるのはある種、才能ですな 🙂