ハロゲンH3を装着して光り方を研究してみたところ、遮光シェードにより、フィラメントが完全に隠蔽されていて、直接光は一切出していないのが分かった。
つまり、フィラメントよりも口金に近い部分でLEDが発光すると、直射光が漏れる事になり、幻惑光が出ているので、車検に通らない。
そして、今装着しているLEDランプは、上部から覗くと、反射鏡の中央部に強い反射があり、「上部幻惑光が出ている」という状態で、これも車検に通らなそう。
車屋が「ボヤっとしている」と言っていたのは、これの事か。
要は「カットラインが出ていない」という事だな。
反射鏡の中央部が強く反射しているというのは、角度からして、恐らく電球頭頂部の光が反射しているという事で、フィラメントよりも位置が高くても低くても駄目という事だ。
こうなるともうIPFのLEDバルブしか無い。
マルチリフレクターって凄く厄介な代物だったんだなあ……
だが、少々考えてみたが、わしの住む地域は、今冬、雪が全く降ってないが、降る時は結構降る。
その時に、ヘッドライトをLED化しているので、雪が吹き付けたら、多分ライトに積もったまま解けないだろう。そうなると、最後の生命線がフォグランプになる。
フォグランプはH3 ハロゲン55Wで、前のH4ハロゲンヘッドライトと同じワット数で、点灯してランプに手をかざすとホカホカする位温かい。
部屋でH3のバルブをテスト点灯したら、もの凄い高熱を発して、熱さに耐えられず、すぐに消灯した位。
伊達に耐熱電線使ってる訳じゃないな。という事で、万が一の吹雪に備えて、フォグの省電力化は見送り、元のハロゲン電球に付け替えた。
加工用の黄色の爆光LEDバルブを8個も頼まなきゃ良かったなあ。