結局の所、SoftEther VPN serverをインストールし、そのIPSec/L2TPだと、何の問題も無く接続できた。
SoftEtherって、前チェックした時は Windows版しか無くて、その後全然動向を確認していなかったのだが、今では、Win、Linux、Macと網羅しているようだ。
Linux版は、intel/AMDは勿論、Raspberry Pi が流行したせいか、ARM版まである。
そこで、家の Raspberry Pi 4のARM 64bitのホームサーバにSoftEther VPN Bridge を入れてみたが、問題無く動いている。
家からVPS indigo の仮想Hubへカスケード接続すると、家のネットワークとLayer 2で仮想的に物理接続したみたいになり、家のルータのDHCPの broadcast がVPSの仮想Hubにも流れ、IPSec/L2TPで VPN 接続したマシンに家のルータのIPアドレスが振られる。
これはかなりいいな。気に入った。
SoftEther のWeb見てると、作者は Linux のプログラムが効率的でなく、性能が低いと書かれていて、Windows信者なのだが、SoftEther VPN Client を仮想マシンの Windows 10にインストールして使ってたら、仮想マシンがいきなり再起動するって現象が何度も起こり、ついに修復インストールをやるハメになってしまった。
いかに性能がよろしくても、こんな風に環境崩壊して、安定して使えないというのは本末転倒ではないのか?
この作者って、拙ブログで取り上げたニュースの人なんだけど、この SoftEther って暗号通信のプログラムを永年やってきたから、それをベースに2週間で作れたんだって話をしたが、まあ、天才には違いない。
だけど、OSが腐ってるから、いくら高性能のもの作ったところで、まさに「砂上の楼閣」なんだよねえ。