テレビ朝日のモーニングショーで、また玉川が恣意的な誘導をしていたようだ。
玉川は以前に「PCR検査の精度は100%だ。70%とかいうのは腕が悪くて検体を取るのに失敗しているからだ。」と抜かして医療関係者から顰蹙を買っていたが、今度は検査機器メーカーから話を聞く形でまた「100%だ」と牽強付会。
「医師から話を聞く」のではなく、「メーカーから話を聞く」と言った時点で「100%だ」の結論が用意されている。なぜなら、検査機器のメーカーは自社製品の評判にも関わるので「『ウイルスがあれば』100%です。」と言うに決まってるから。
問題は「ウイルスがあれば」の部分で、鼻から綿棒を突っ込んで喉の奥を拭って検体を取る時点で、症状によりウイルスが居たり居なかったりする。これが確度70%位と言われる所以で、こればっかりは検体を取る者の技量が優れていようが関係無く運だ。
検体を取る人の技量が悪ければ、それが更に30%位まで低下する。先程の検査機器メーカーの話の通り、「ウイルスがあれば100%」だが、ウイルスが無ければ100%じゃないのだ。
だからこそ、ウイルス量が豊富な肺炎患者の病状判定にPCR検査を使うのであって、感染者を見つける為に使うものではないんだな。
モーニングショーって出鱈目ばっかり吹聴してるから、終わらせた方がいいねえ。