上司の心境の変化

上司は、前まで、勘定科目の指定ミスがあると、過去に遡って直させていたのが、最近は、後で訂正処理をすればいいなどと言っている。

たとえば、商品券を買った時など、経理処理は次のようになるのだが、 

借方                  貸方
雑費(非課税) 100,000    現金  100,000

うっかり間違えて、次の様にしたとする。

借方                  貸方
雑費        100,000    現金  100,000

今までは、これをやっている日の経理処理を直すように上司に言われていたが、親会社の経理の偉い人は、「間違ったやつを直接直したら、後で数字が変わるから、訂正の振替伝票を書け!」と言っていたので、わしはその通りにし、間違いを見つけても上司に言わず、

借方                  貸方
雑費(非課税) 100,000    雑費  100,000
勘定科目訂正 ○月×日 No.35(6)

という様にコメントにどの日のどの場所の訂正を行うのかを書き、気づいた日に訂正処理を入れるようにした。

そういう事を何回か続けていたら、上司は過去に遡って直せと言わなくなった(笑)。どうやら、上司は訂正の方法が分かっていなかったようだ。

前にそういう部分訂正をやっていたら、「あれであってるんやな?」なんて言ってたから、訂正振替を理解できていなかったのはまず間違いない。

にも関わらず、今更「間違ったところは後で直せばいいから」などと、その方法をやり始めたわしに対して言うのは、どういう思考回路をしているのやら…。

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