台湾へ携帯電話はDocomoのF905iを持って行ったが、3G+GSMなので、国際ローミングができる。
今まで海外へは、Motorola A835つーテレビリモコンみたいなデカさのSIM FREE携帯電話を持って行っていた。
これは、数年前にYahoo オークションで買ったものだが、イギリスで売られたもののSIM FREE化したやつで、当時としては珍しい3G+GSM機種だから、FOMAカードを挿せば、ちゃんと日本でも使えた。
SIM FREEというのは、携帯電話が特定の電話事業者のSIM(DocomoだとFOMAカードの事)しか使えないようにされているのを、どの事業者のSIMカードでも使えるようにしたもの。
喩えば、Docomoの携帯電話は、auのSIMを挿しても使えないので、SIM FREEではない。SIM FREEだと何が便利かと言えば、現地のプリペイドSIMを契約して、通話を安くする事ができる。
勿論、現地に知り合いが居て、頻繁に通話する場合で無いとメリットが殆ど無いから、今回の台湾旅行は、F905iで国際ローミングする事にした。
台湾では、「特定事業者利用時におけるデータ通信のパケット通信料」ってのがあって、FETというカナリア諸島の業者を使うと、パケット代を安くする事ができるので、この業者を優先ネットワークで設定した。
しかし、台湾高速鉄道で、トンネルに入った際など、圏外になる場合に、頻繁にソフトリセットがかかった。PIN1コードを設定しているので、ハードリセットがかかれば、PIN1コードの入力を求められるが、それが求められず、起動画面が出るというのはソフトリセットに間違いない。
携帯電話の開発に携わっていた経験から言えば、ソフトリセットは「お手上げ状態」の時に分岐する処理なので、優先ネットワークに指定した業者は繋がらないが、他の事業者には繋げる事ができる場合に、「圏外」と表示せずに「お手上げ」の分岐に飛ばしている疑惑のニオイがプンプンするなあ。
その証拠にセルフモードだと、ソフトリセットが起きないから、自動ネットワーク設定+優先ネットワーク設定に難ありとみた。