韓国が米軍を韓国軍の指揮下に置くことに“失敗”した。
10月28日に米韓定例安保協議が行われ、アメリカのジェームズ・マティス国防長官と韓国の宋永武国防部長官は「北朝鮮の非核化に向けた外交的な努力」「朝鮮半島への米軍の戦略爆撃機などの定期的な展開を拡大」という方向で合意した。
しかし、韓国がアメリカに求めていた戦時作戦統制権の即時返還および返還後に韓国軍が米軍を指揮するかたちの新体制構築については、来年までの継続協議という扱いになった。
以前の記事で言及しているが、国際的な常識に鑑みれば、米軍が韓国軍の指揮下で動く体制を受け入れる可能性は限りなく低かった。また、北朝鮮の脅威が増すなかで、在韓米軍の撤退にも通ずる戦時作戦統制権の返還を求めるという韓国の姿勢は非常識と言わざるを得ない。
そして、当然の帰結として、アメリカ側にはねつけられてしまったかたちだ。そもそも、米軍が他国の軍隊の指揮下で活動することはアメリカ合衆国憲法に違反する可能性もあり、仮に戦時作戦統制権を返還するとなれば、米韓の軍事同盟に関する「米韓相互防衛条約」を破棄または大きく変更することが必要である。
ニュースサイトで読む: http://biz-journal.jp/2017/10/post_21184.html
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文在寅が北朝鮮に人道支援をしようとしていたのは、米国が北朝鮮を攻撃した際に、国境線に配備してある北鮮の砲兵部隊から京城に砲弾が雨あられと降ってくる事態を避ける為だ。
「貢物を差し出しますので、首都への砲撃は勘弁してください」と言いたい訳だ。
今回の戦時作戦統帥権の返還は、以前から、「返還と共に連合司令部を改編して、韓国軍の下に米軍を従えるニダ」と寝言を言っていたのだが、今回マジで言っちゃったのかな?
これも、米軍が攻撃しようとするのを指揮権を使ってやめさせようと考えての事だろう。そもそも格下の弱小軍に世界最強軍隊が従うなんてあり得ないのだが、余程「米軍の攻撃に巻き込まれる」のが嫌なのだろう。
しかし、南鮮は利害関係が一番強いはずだが、こういう時に知らん顔するのはさすが空気が読めない朝鮮人だねえ。