やはり俺の青春ラブコメはまちがっている

https://www.youtube.com/watch?v=t_0JoRMw8jc

一期、二期と見てみたが、主人公に共感する部分があり、セリフが極めて秀逸なので、脚本家か原作者が頭の切れるやつだろうと興味を持った。

ちなみに原作が連載中なので、アニメは「俺達の戦いは続くエンド」で終わっているので、消化不良感満載で終わってしまう。

http://gagagabunko.jp/specal/oregairu/

原作試し読みしたら、アニメで観た原作のエピソードがあり、この作者の渡航という人は非常に頭の切れる人だと思った。

文章とは、書く人の知能レヴェルを如実に現す。

ネットゲームなんかで、辞書を引きながら難しい言い回しを使って、分不相応に自分を賢く見せようとするのなんか、すぐに分かる。

所詮は自分の知能以上の文章を書いて人を騙すなんてできないのだが、渡航という人は雑学が一杯頭に入っていて、書いている文章も妙に難しい字を使おうとせず、非常に秀逸な文章を書いていると思う。

ライトノベルは、「Re:ゼロからはじめる異世界生活」が初めて読んだ作品となるが、セリフ主体で文書には惹かれるものは無かったから、原作を買う気にはならなかった。

「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている」は、主人公がぼっちで、人の行動には悪意があって、自分を陥れようとしているのではないかと疑ってかかるのだが、過去の自分を見ているようで親近感が湧く(笑)

この手の思考バターンでは、正確な現状分析により敵の意図を見抜く事がハメられる事を回避する必須条件となるので、主人公の的確な現状分析とその対処というのに共感しまくりなのである。

経験則的には、「人は必ず合理的判断を行なう」という原則を元に、最も効果的で効率的な手段を用いるという前提で、敵の意図を見抜く。

策を弄する奴が頭の悪い奴や、勘違いした奴だと意図が分からず、こちらには全く効果の無い無駄な事を一生懸命やるので結構困る。

例を出すと、印刷会社に務めていた時にFという困った奴が居た。
今は東北に飛ばされているようだが、「社長は同じBMWを二台持っている」という様な事を言う。

「だから何?」という感じだが、自分が金持ちに嫉妬するからといって、その価値観をわしに当てはめて社長に悪感情を抱く様に仕向けているつもりの様だ。

人の財産羨んでも自分の財産が増える訳でも無し、全くこういう手合の考える事は訳が分からない。そして、バカ丸出しなのに自分は知能犯だと勘違いしていて本当に救いようが無い。

しかし、そこそこ良い嫌がらせをやった事もあり、Windowsマシンでインターネット共有を作動させ、会社のルーターのルーティングを狂わせるという事をやった。

でも、努力もせずに人を蹴落とす事ばっかりに腐心している奴の猿知恵なんぞ、努力を重ねてきたわしに通じる訳もなく、パケットモニタリングですぐに原因を特定してやった。

まさか原因を特定できるとは思っていなかったようで、笑えるのが、「この件は日報に書かない方が良い」とマヌケな事を言ってしまった事である。

これって、普通に「それはなぜなのか?」 と考えると、犯人すぐ分かるやろ 🙂

話は逸れたが、元々、この作品は一巻終了の予定だったのが、人気が出たので今は17巻まで出ているようだ。文章が非凡なので、納得できるが、17巻まで品質が保てているのかは確認していない。

Kindleはリーダーが拡大縮小ができないクソなので、小学館のWebのリーダーで読んでいるが、ブラウザのリーダーで使いやすいのがいいね。