【読売新聞】日本版トマホーク、政府が開発の方向で検討

政府は、地上の目標を攻撃できる巡航ミサイルを開発する方向で検討に入った。

防衛省が2018年度から研究を始める予定の対艦ミサイルに対地攻撃能力の付加を計画しているもので、日本が対地巡航ミサイルを本格的に開発するのは初めてとなる。敵に占領された離島の奪還が主目的だが、敵基地攻撃も性能上は可能で、北朝鮮への抑止力向上にもつながる見通しだ。

巡航ミサイルは搭載したレーダーなどによって攻撃目標に向かう精密誘導兵器で、弾道ミサイルが放物線を描いて上空から飛来するのに対し、飛行機のように翼とジェットエンジンで水平飛行する。米国の「トマホーク」と共通点が多いことから、防衛省内では開発するミサイルを「日本版トマホーク」と位置付けている。

http://www.yomiuri.co.jp/politics/20171120-OYT1T50002.html

まあ、対艦ミサイルで地上目標に対処するのは、今に始まった話じゃなくて、結構前の国会で「検討する」って言ってたものだから、今更騒ぐ話じゃない。

F-2支援戦闘機は対艦ミサイル4発搭載で攻撃する様に設計されているが、これが地上目標を狙えるようになると、戦術の幅が広がるねえ。

米国は湾岸戦争時、イギリス艦がトマホーク撃って戦果を上げると石油利権の分け前が減るから、GPS妨害して撃たせないようにしたが、日本には準天頂衛星があるので、それも無いし、いい感じだな。