Amazonで買ったデジタル複合機PX-403A(\3,852)が届いた。
筐体は白いプラスチックで、PP(PreProduct)品に艶出しコーティングをしただけの様な感じで、安っぽく、玩具みたい…。
コストダウンに凄い努力をしている事が伺われる。が、可動箇所が多いので、輸送時に傷にならない為のビニールコーティングとテーピングが半端じゃない。この部分は検討の余地あり。
で、インクカートリッジを装着して、Ubuntu 11.10 64bitにUSBでさっくり繋いだら動くかな?と思ったら甘かった。
一応、Linux は USB に新たな周辺機器を接続すると、自動でドライバをシステムに組み込む機構があるのだが、PX-403Aはドライバが無かった。
一覧から似たようなプリンタを選ぶかなと思ったが、ふと検索してみると、アヴァシス株式会社に PX-403A の Linux用ドライバがありやがりましたよ 😀
この会社って昔はエプソンアヴァシスって社名だったような気がするが、社名変更か、資本移動でもあったのかな?まあ、それはサテオキ。
PX-403Aは複合機なので、オールインワンの中からこのページの
epson-inkjet-printer-201103j_1.0.1-1lsb3.2_amd64.deb
をダウンロードし、Ubuntu ソフトウエアセンターでインストール。
で、プリンタの電源入れ直したらプリンタが認識され、テストページも問題無く印刷できた。印字品質に拘りは無いが、pixus 80i と大差無い気がするな。
そういえば、PX-403Aは複合機だからスキャナとしても使えるのだが、スキャナドライバを探してみたら、オールインワンのページの下にImage Scan! for Linux ってのがあった。
データパッケージ
iscan-data_1.11.0-1_all.deb
PX-403用64bit[libltdl7]コアパッケージ
iscan_2.27.1-4.ltdl7_amd64.deb
インストール方法
userg_revO_j.pdf
をダウンロードして、PDFを見ながら、Ubuntu ソフトウエアセンターでインストール
PX-403Aの電源再投入でスキャナとして認識され、インストールした Image Scan! for Linux はdashホームからだと、「グラフィックス」の絞り込みでアイコンが出る。
ペンギンがイカす!
取り込みはpngで、300dpiだと結構高速に取り込んでくれる。
1200dpiとかやると死ぬほど遅いが、万単位のピクセルになるし、画像ビューワーで見たらギガ単位でメモリ食うので充分死ねる(笑)
わし的にPX-403Aは大満足。複合機で3,852円という超激安なのにこの機能とLinuxへの気合の入れっぷりが気に入った。3万円位出して買っても安すぎるという感じすらする。
Linux 環境だと、インク残量が分からないのは残念だが、製品の機能をソフトウエアがそれなりにハンドリングしてるというだけで感動するな。