今まで決まった時間に歯磨くだけでいいやと思っていたが、口内環境を気にして虫歯予防に努めている。
虫歯菌は糖を分解して酸を出すので、乳糖を分解して乳酸を出す乳酸菌に似ている。つまり、乳酸菌に乳糖を加えて硬いヨーグルトが作れるのと同様、虫歯菌が糖を摂取しにくくすれば良い訳だ。
虫歯菌が活動するタイミングは糖を摂取した時なので、食事後に茶で口の中を洗い流し、糖を与えず、更にガムを噛んで唾液で口の中を満たす。
歯が酸で溶けるのを脱解というが、唾液は溶けた歯を再構築する役割があるので、唾液で口を満たすというのは歯の再生に効果があるはず。
歯を磨けばいいだろうという声も聞こえて来そうだが、歯から溶け出したカルシウムを体外へ排出する事になるので、できるだけ体内へ留めたいと思う訳だ。
歯の表面に付着物があり、舌でこすっても取れない場合は、ティッシュペーパで拭い取るが、最近、唾液再生をやりだしてからは、余り頑固なプラークはできにくくなった。
今までも歯の表面ツルツル判定は、やっていたが、歯の表面にプラーク塊ができても歯磨きのタイミングでツルツルにするというやり方だった。
半年毎に歯石取りに歯医者にかかっているが、そのやり方でやってこの調子を維持と言われた。それまでは、歯周病判定と、もっと歯を磨けと言われていたので、少し進歩した。
今やってる虫歯菌を活動させない方式だと、どういう判定がでるのか楽しみである。
で、乳酸菌関係で、虫歯の無い人から検出された L8020 というヤツがあるのだが、こいつの虫歯予防のしくみがよく分からない。他の虫歯菌の活動を阻害する物質でも出してるのかねえ。
乳酸菌である以上、糖を与えたら乳酸を出すだろうし、pH5.7以下になったら、歯が溶けるんじゃね? と思うのだが、こいつが常在菌になったとして、歯が溶けたりしないのだろうか?