韓国政府は18日まで「慎重に検討している」という立場を維持している。日本を圧迫するためのカードであるだけに、最後まで“戦略的曖昧さ”を維持しようとするものと見られる。国防部関係者は「GSOMIAは現在有効な状態」だとし、「まだ破棄の可否を決めていない」と述べた。昨年の今頃、GSOMIA延長に関与した国防部の元高官は「GSOMIAの破棄は韓国の選択にかかっている」とし、「カードを最後まで握り続ける必要がある」と述べた。
政府はGSOMIAの破棄と延長による得失を秤にかけている。GSOMIAを延長した場合、日本に弱腰だとして国内世論が悪化すると共に、安倍政府と右翼勢力に誤ったシグナルを送る恐れがある点を懸念しているものと見られる。GSOMIAが究極的には北東アジアで中国を牽制する米国のミサイル防衛体系の構築につながり、韓米日地域同盟に進む基礎になるという点を指摘する声もある。
情報源: 韓国政府、GSOMIAめぐり最後まで“戦略的曖昧さ”を維持 : 政治•社会 : hankyoreh japan
「戦略的あいまいさ」って、ただ単に優柔不断なだけだろ。
で、GSOMIA破棄するぞーと泣き喚いて、何を期待しているかと言えば、なんと、日本が輸出管理の厳格化を撤回するかもしれないと思ってるんですな。
「韓国は武器にならないものを交渉で振り回してくる」というのが日本政府高官の話らしいが、日本の出した宿題も片付けずに何を寝ぼけた事を言ってるのやら 🙂
GSOMIAで南鮮から得られる情報はほぼ皆無でハッキリ言って日本にメリットは無い。
何せ、北朝鮮の発射したミサイルをロストばっかりしてるし、飛距離も日本のレーダー測定結果でないと分からない始末。
ただ、米国は三カ国協調による北朝鮮包囲網という位置付けを期待しているので、これが崩れる事は米国の機嫌を損ねる事になる。
で、日本は「破棄するのは、(米国の機嫌を損ねるから)やめといた方がいいよ」といつものお節介を焼く訳だが、空気が読めない南鮮は「日本が嫌がってるという事は、日本を圧迫するカードになる!」などと訳の分からない思考をしていちびり出す。
結局、「日本に弱腰だ」と政権批判で支持率落としたくないという、チンピラがいきがって「俺はチキンじゃねえ」と一人でチキンレースやってる構図だな。米南鮮の亀裂が決定的になるから、是非とも破棄して欲しいものだ。