韓米通貨スワップ締結のニュースの「効果」はすでに尽きたのか。23日の韓国の金融市場では株価とウォン、債券価格が一斉に下落する「トリプル安」現象が現れた。韓国総合株価指数(KOSPI)は1500を割り込み、ウォン相場は1ドル=1260ウォン台にウォン安が進んだ。先週末に海外市場で積もった悪材料が一気に反映された余波だ。
情報源: 通貨スワップの効果尽きたか…KOSPI1480、ウォン1260ウォン台に「急落」 | Joongang Ilbo | 中央日報
「外貨準備高は充分」とかスワップ協定とか、ウォン売りで利益を上げようと考えるハゲタカにはハッタリとして効くだろうけど、逃げ出そうとする米国企業がウォン売りドル買いするのに対しては効果が無い。
だって、撤退しようとして資産を全て売却しようと考えているし、相場が戻って損失が少なくなるのなんか待ってられないから、一刻も早く売ろうとするわな。
そして、FRBによって用意されている救命ボートは600億ドル分。南鮮は外貨準備が4,000億とかフカしてるけど、多分、動かせるのは 1/10 の400億ドル分くらい。
だから、1,000億ドルの椅子取りゲームが始まってるんですな。