また、19年版では「防衛省・自衛隊としては、韓国との間で幅広い分野での防衛協力を進めるとともに、連携の基盤の確立に努める方針」と関係改善の意思を強調したが、20年版ではこの記述を削除し、両国が北朝鮮の核・ミサイル問題などに直面していると記述するにとどめた。
一方、両国の防衛協力・交流に影響を及ぼしている例として、自衛隊旗の掲揚問題で18年10月に韓国で開催された国際観艦式への参加を見送ったことや、同年12月の韓国海軍駆逐艦の海上自衛隊機への火器管制レーダー照射問題、軍事情報包括保護協定(GSOMIA)を巡る問題などを取り上げた。
情報源: 20年版防衛白書 韓国を冷遇=「幅広い協力」削除 | 聯合ニュース
さて問題です。北朝鮮情勢で、米国は日本と南鮮が協力して対処する事を希望していました。
その上で、南鮮との防衛協力を進めるという文言を削除するという事は、米国の意向を無視してできるでしょうか?
まあ、共同防衛構想があるのだから、普通はできる訳が無いのです。
つまり、「交流に影響を及ぼしている例」を挙げ、「こんなんやってられませんわ」と米国に話し、「幅広く協力する」という文言の削除を行なったと考えられる。
つまり米国のお墨付きを得た上で、南鮮は味方じゃないと公表したという事ですな。 🙂