仁川(インチョン)から始まった水道水幼虫事態が全国に拡大中だ。韓国政府は全体400カ所余りの浄水場施設に対する緊急点検に着手した。幼虫が発生した地域の住民の間では「水道水恐怖」によりシャワーフィルターの売上が急増している。
情報源: 韓国全国を襲った「幼虫水道水恐怖」…シャワーフィルターの注文「爆発」 | Joongang Ilbo | 中央日報
蚊柱を起こすユスリカの幼虫らしいが、調べると日本でも事例があるようだ。
浄水場の場合、濾過池で藻が発生して、それを餌にしてユスリカの幼虫のアカムシが増殖し、厄介な事に、濾材である砂に潜って、配水池へ抜けてしまうというもの。
まあ、濾過池の管理がなってないという話なんだが、日本の浄水場の場合は、濾過池に太陽光を当てないようにして藻の繁殖を防いだり、砂を取り替える頻度を多くしたりして再発防止をしているようだ。
アカムシが生息している池の水を飲んでいる訳だが、蒸留している訳ではないし、水の生物が生息していて、それに塩素を加えて有害な菌を殺菌しているのが水道水なのだから、神経質になってもしょうがない。
そして、アカムシは塩素くらいじゃ死なないので、生きたまま蛇口へお届けとなる。
ユスリカは口が無くて血は吸えないので、変な病気を媒介する事もないし、幼虫を誤って飲んでも、病気になったり死ぬ事はない。
でも、水道の水にうにょうにょと幼虫がいるってのは精神衛生上よろしくないねえ。