マスクの有効性

たかじんのそこまで言って委員会で、外岡立人が「マスクは効果が無い」などとアホっぷりを晒していたが、こいつ本当に専門家か?

おそらく、こいつのネタ元は、スポニチ(プ のこの記事。
英紙が報道「マスクは効果乏しい」

【豚インフルエンザ感染拡大】28日付英紙は英健康保護局の専門家の話として、マスクを着用しても感染を防ぐ効果は乏しく、大量の使用済みマスクがかえって被害の拡大を招く恐れがあると報じた。専門家は「マスクはぬれるとウイルスが侵入しやすくなるので、1日に2度は交換する必要がある」と指摘。その上で「(ウイルス)感染の疑いがあるマスクの大量処分は、重大な公衆衛生上の危険を招く恐れがある」と警告し、マスクよりも「治療薬にお金を使うべきだ」とした。

日本では、日常の予防策として厚労相がマスクや手洗いなどを求めているが、英保健相は「マスク着用を支持する科学的根拠はないが、感染者に接する介護員らのために、マスクの備蓄増強を急いでいる」と消極的な発言をしている。

この手のヨタ記事が目的としているのは、記者の考えている思惑の「日本は騒ぎ過ぎで、マスクを着けるのは大袈裟だ」という事を「要約」という手法で重要な情報を敢えて欠落させ、本来の趣旨を捻じ曲げて代弁させようとしている事。

こういう時は原典に当たると、英紙とやらの本来の趣旨が見えてくる。

スポニチの元ネタは恐らくこれ。
Can masks help stop flu spread?

まあ、ざっと斜め読みすると、「間違ったマスクの使用法はインフルエンザ防御に全く効果がないどころかかえって危険」 という事だな。

スポニチは「間違ったマスクの使用法」という重要なキーワードを敢えて書かず、「『マスクの感染防止効果は乏しい』と英紙が書いてる」とウソを書いている。

「マスクは無駄」と全くマスクを着用しなければ、それだけで新型インフルエンザ蔓延の可能性は高まる。蔓延すれば、麻生政権の攻撃ネタになるという事か。

しかし、こんなあからさまにマヌケなウソに引っ掛かるのって、いるのかねえ?あ、外岡くんが引っ掛かってるのか(笑)原典くらい確認しろよ。

で、手口が反日新聞社独特なので、調べてみたら、案の定スポニチって反日の毎日新聞が主要株主かよ。今まで知らんかったわ。

マスク比較

3M 1870と9210の違いは、9210の顎のカバー部分が5mm〜8mm短いだけのようだ。

装着感では、やはり1870の方が顔を覆っているという感じが強いのだが、わしの骨格の場合、1870は顎のカバー部分が喉の辺りで余っている感があり、少し折れ曲がる。

9210は喉の部分が余っている感じは無いし、装着時の機能において、わしの顔の骨格では、差異は全くと言っていい程無いに等しい。

問題はこの顎のカバーの長さの違いで、20個で1,000円以上の価格差がある事で、5mm〜8mmの長さの違いが医学的にどのような意味合いを持つのかが気になるところ。

マスクを外して畳もうとした時に、1870は鼻の部分と、顎のカバーを90度に折り曲げて合わせると、ピッタリ寸法が合うようになっているが、9210は、鼻の部分のパットが少し露出する。

関係すると思われるのは、やはり再使用前提でマスクを外した時の内部の汚染の危険性を減らす事にあると思われるが、これはマスクを外す前に外側をアルコール噴霧で消毒しておくという運用で回避できる。

消毒液が使用できない環境では、1870にアドバンテージがあると思われるが、 飛沫や核が充満する室内で暴露した後は、消毒無しの再使用はどの道危険だ。

別のメーカーのN95マスクの説明書では、汚れやフィルター目詰まりが無い限り何度でも再使用可能と謳っていたが、使用後は2日間陰干ししろと書いてあった。恐らく、2日間の陰干しでインフルエンザウイルスは失活するのだろう。

3Mのマスクでも、消毒液が使用できない場合は、複数の1870や9210を陰干ししつつ、交互に使うという運用も考えられるな。