感染源不明の患者
(1)5月21日 京都市の小学生の感染確認
(2)5月26日 22日にフィリピンから帰国した家族の子供2人の感染確認
(3)5月27日 大津市在住、京都市内会社勤務の男性感染確認
(4)5月30日 成田空港出発ゲート制限区域内飲食店勤務女性の感染確認
(1)は、行動範囲が狭い小学生が感染しているという事は、普通に京都市で蔓延、もしくは蔓延していた事を表す。
(2)は、フィリピンでの感染、愛知県での感染、静岡市での感染の可能性があるが、フィリピンでは感染源不明患者は発生していなかったので可能性が低い。愛知県、または静岡市での感染可能性が高い。
(3)は、大津市、または京都市で蔓延、または蔓延していた事を表す。
(4)は、中日新聞によると、26日まで勤務、27日成田市内で同僚とボーリング、28日東京都内で観劇で、28日夜に咳、鼻水症状。これは3つの状況が考えられる。
・26日感染:感染者が成田空港まで来て、出発ゲートから出国した事を表す。
・27日感染:成田市内で蔓延状態。
・28日感染:東京都内で蔓延状態。
いずれも感染者が感染予防対策を採らず、ウイルスをばら撒きながら、普通に街中を徘徊している事を示唆している。パニックになる必要は無いが、油断大敵だ。
インフルエンザウイルスは、夏場の気温の高い時期に活動が弱まるとされているが、現状を見ると、その気配は見えない。経済活動への影響から、警戒を緩和する動きもあり、爆発的な感染拡大の可能性も見えて来た。
現状から見えるのは、 長期戦になりそうな事と、下手をすると、秋まで終息せず、ウイルス変異によって、そのまま第二波が始まってしまうかもしれないという事。
最悪1年間警戒を続けねばならない可能性も見えて来たな orz