今年もフロインドリーブのシュトーレンが親戚から贈ってきた。
ありがたいことじゃ。
こいつは高カロリーの塊なので、食べようとするには覚悟がいる。
昼飯の代わりにするとかしないと、あっと言う間にピザ体型になってしまうだろう。
腹が減ってもいないのに、大盛りパスタを食わされる位なら、自分でシュトーレンをスライスして食べた方が良いな。
そう言えば、昨年も贈られていたが、碌でもないエピソードだった。
昨年、シュトーレンが贈られてきた時に、わしは母からそれを聞いた。
そして、年末に熟成も進んでいるだろうから、食べようと思って母に聞いてみると無いと言う。
え? 何で無いの? 楽しみにしていたのに、訳がわからないよ。
母に詰問すると、どうやら、母の妹が、わしの姉が精神的に落ち込んでいるのを知り、「娘に送ってやれ」と母が言われて送ってしまったようだ。
シュトーレンはパイとセットになってて、母は箱を開けてパイに手を付けて食べてしまっていたが、その手を付けてしまったものを姉に送ったようだ。
母の妹もどうかしていて、その手を付けてしまったという事を母から聞いても「それでもいいから送ってやれ」と言ったそうだ。
# まあ、母が言う事なので本当かどうかは分からない。
もうね、アホかとバカかと。何でそんな食べさしを贈るかね?
それだったら、別の菓子の贈答品、例えばたねやのバウムクーヘンをネット注文して送ればいいだろうに。
そして、母は姉に送る事をわしに事前に言っていたと言い張って聞かない。
わしはシュトーレンを楽しみにしていて、食べさしなんぞを贈る位なら、別の商品の新品を送れと言うはずだ。
現にそれで、文句を散々言っているのだから、「事前に言った」と言うなら、その時にも同じやり取りがされていないとおかしい。
しかし、母に「わしはその時何と言った?」と問うても、わしがどう言ったのかを答えられない。
母が脳内で勝手に作ったストーリーだから、当然答えられる訳がないのだが、わしが聞いてもいない事を「言った」と言い張って、下らないやり取りをさせられる。
ちなみに痴呆とかそんなのではなく、昔からこんな感じなのだ。
ホームなのにアウェイで闘ってる気分だよ。